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略奪?

日本では略奪がなくてすごいと

世界から賞賛を浴びた。

確かに海外でおこるような商店をおそっての暴動はない。

でも略奪に似た事は確かにある。

震災3日目 家がどうなっているか

避難した高台から 屋根しかないのが

わかっていたが、確かめにいった。

避難しているところから遠く

道路もほぼ整備されていないときだ。

今を思えば 不思議だった。

小学生がゴルフクラブを持って歩いている。

あの子のうちでは誰もゴルフはしていないはず。

それにおじいちゃんも一緒にいた。

ゴルフクラブを持って何気ない顔で歩いている。

それにあの子の家は山の方で何の被害もないはず。

でもその時はそれ以上考えられなかった。

ゴミ袋を持って国道沿いを歩いている人がいた。

自分の流れたものを探しているのかと思った。

でも国道沿いをずっと歩いている。

次の日も。

そして 坂の上の全く被害のない家に入っていく。

流出した誰のものかわからないものを拾っている人が

確かにいた。

どこに流れているのかわからない。

家の敷地にも直線距離にして500メートル以上も離れた

家の薬や町内会のもの、写真などさまざまなものが

流れていた。そして自分のものは殆どみつからない。


家を流された人のものを、家がながされていない人が

拾っていったものはたくさんあると思う。

家を流された人は、どこに住もうとかこれからどうしようとか

助かってよかった、命あって良かった、

あの人どうなっているか知らないか?

と道行く人と情報交換をしながら安否を確かめたくて

仕方なかったときだ。



全員亡くなった家のその家に

生前はめったにこなかった親戚の人が

片道1時間近くかけて家人の死後、何度も何度もやってきて

波によってぐじゃぐじゃにされた

家人の家の中を破傷風も恐れず

せっせと片付けていた。

交通整理をしている警察官を気にしているように

何度も後ろを振り返りながら。



指定のゴミ袋には 亡くなった家人の名前をでかでかと

書かれてある。一番大きなゴミ袋が

家の隅にいくつもいくつも

重ねられて。




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