警報鳴り響き 津波が街を破壊していく様子釜石は宮古、山田、大槌、大船渡、陸前高田と比較してみると
異なった地形をしている。
鉄の街というだけあって、岩盤がむき出しになっているところが多い。
そしてリアス式であっても 平地が極端に少ないところも特徴である。
街が ひとでのような形をしている。
遠野へいくのも、宮古へいくのも、大船渡へいくのも トンネルをとおらなければならない。
そのせいか、被害が大きかった 大渡町や浜町には 鉄筋鉄骨の4階以上のビルが多い。
1,2階部分は破壊されても、3,4階に逃げた人は助かっているケースがある。
宮古方面の鵜住居は 陸前高田のような地形をしていて
80%以上の家が津波によって破壊され、だだっぴろい平地のようになってしまっている。
唐丹は 高台の家は 助かったが、小学校は3階まで津波に襲われ全壊である。
荒川にいたっては高台の家まで 全壊で いかに津波がすごかったのか
容易に想像ができる。
鈴子の一部は浸水し、中妻から遠野方面は津波の被害はなかったようだが、
古い建物が多く、地震で壁がくずれている家屋が みられた。